膝の痛みの治療
膝痛の要因の一つに運動不足があります。 運動不足の状態がつづくと、膝を伸ばす筋力が低下するため、腱・靱帯などが硬くなります。そのため、関節の柔軟性が失われるため、血液の循環も悪くなります。
血液の循環が悪いと、痛みを起こす原因にもなる疲労物質も停滞してしまいます。
歩くと痛い人は、あお向けで「自転車こぎ」の運動をしてみた時に痛くなければ、この運動を続けて見てください。
血流が回復すると、多少の痛みが発生することもありますが、改善しやすくなります。
サポーターは、血流障害を起こす面もあるので、長時間しすぎないほうがよいです。
湿布や消炎鎮痛剤は、血管が収縮し血流障害をおこすこともあるので注意が必要です。
安全に痛みを緩和できる治療方法は、アイシングです。痛い場所を冷やすことは、組織の回復を助ける治療になります。
O脚やX脚は、全身的な治療が必要です。
年配の人は、O脚で骨盤は後傾ぎみの人が多く、変形性膝関節症になりやすいです。骨盤まわりの治療も必要です。
膝の痛みを解消する一番の対策は、動かすことです。
無理のないストレッチを日課にすることで、つらい膝の痛みが消えます。