症例別アドバイス

坐骨神経痛の症状と原因

18.12.13

坐骨神経は、脊髄から全身に伸びる末梢神経の中で最も長く太い神経です。
殿部(お尻)から、大腿後面(太もも裏)、下腿後面(ふくらはぎ)を通り足先へとつながっており、
脊椎疾患、筋肉疾患、腫瘍などが原因となり坐骨神経を圧迫することで、
痛みやしびれ、麻痺などの『坐骨神経痛』の症状が生じます。

脊椎疾患に起因する坐骨神経痛
●脊椎を構成する椎骨の間でクッションの役割を果たしている椎間板の一部が突出して神経を圧迫する『腰椎椎間板ヘルニア』
●末梢神経の通る脊柱管が加齢による背骨の変形等で狭くなり神経を圧迫する『腰部脊柱管狭窄症』

筋肉疾患に起因する坐骨神経痛
●臀部の深層にある、股関節の外旋を行う筋肉・梨状筋が硬くなり神経を圧迫する『梨状筋症候群』

カイロプラクティック療法では、
背骨の歪みや関節のズレを矯正し、椎間板の負荷を除去して不均衡を正すことで痛みを取り除いていきます。
全身のバランスを整えることで、椎間板や周辺組織(靭帯、筋肉など)の自然治癒を促し快方へと導きます。

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