肋間神経痛の原因・症状
19.05.29
肋間神経痛とは?
肋間神経は、肋骨(あばら骨)の間に通っており、この神経が痛むことを肋間神経痛といいます。咳やくしゃみなどをすると、肋骨に沿った片側のみ「急に電気が通ったような激しい痛み」「ピリピリとした持続的な痛み」などの症状を引き起こします。悪化した場合、呼吸をしたり、少し体勢を変えたりしただけでも痛みを感じるようになり、日常生活に支障をきたしてしまうのです。原因としては、筋骨格系に関連する「背骨・胸椎のゆがみ」「胸椎椎間板ヘルニア」のほか、帯状疱疹ウイルスによる神経障害、内臓疾患、ストレスなどがあります。
■肋間神経痛になりやすい人の特徴
肋間神経痛になりやすい人には、いくつかの特徴があります。
- 姿勢の悪い人
長時間のデスクワーク、スマートフォンの使い過ぎ、猫背は姿勢を悪くします。姿勢が悪い人は背骨・胸椎もゆがみやすくなり、そのゆがみによって肋間神経を圧迫。肋間神経痛を引き起こします。
- 中年期の女性
女性は閉経後に骨粗しょう症になりやすくなります。骨密度を維持する働きのある「エストロゲン」というホルモンの分泌が減るためです。肋骨が骨折すると、骨折圧迫によって、肋間神経痛を引き起こす可能性があります。
- 免疫力が低下している人
普段、帯状疱疹ウイルスは、神経細胞組織に隠れています。しかし、抵抗力・免疫力が低下するとウイルスが活性化し、帯状疱疹を発症します。赤い発疹と痛みを伴い、胸部に発症すると、肋間神経痛となります。
■様々な神経痛のお悩みを解決
当院の患者さんは、肋間神経痛のほかにも、様々な神経痛の悩みを持って来院されます。顔の感覚を伝える三叉神経に痛みが起こる「三叉神経痛」、腰から足先に張り巡らされている坐骨神経に痛みやしびれを伴う「坐骨神経痛」などです。神経痛の原因は一人一人のお仕事やライフスタイルに応じて多岐にわたります。当院はオーダーメイドの施術で、丁寧に根本からの身体の改善を目指しますので、是非お悩みがあればご相談ください。